INTERVIEW
それではさっそく、入社した経緯を教えてください。
前職は大学新卒で大手金融企業に入社して、地方で営業をしていました。ただ、僕が新卒入社した2020年がちょうどコロナ渦だったので、入社してからもしばらく研修や仕事がなくて家にいるだけで(笑)元々リモートワーク制度も整っていない企業だったので、何もやることがなく不毛な時間が続いたんです。
そしてちょうどコロナの頃から、YouTubeやTikTok、インスタのリールなど、動画コンテンツの配信がぐんと増えて、動画編集がすごく流行ったんですよね。僕自身、元々動画編集に興味があったので、編集ソフトや編集技術について色々と調べるようになって。その中でAfterEffects(アフターエフェクツ)というアニメーション動画を作れるソフトを見つけて、「面白そう!やってみたい!」と思ったので、すぐにそのソフトを買って、実際にアニメーション動画の制作を始めました。
それがすごく楽しくて、いつか動画編集を仕事にしたいと思うようになりました。そこから前職は約2年間勤めたのですが、動画編集を仕事にしてみたい気持ちは変わらなくて。ますます強くなるばかりだったので、転職することを決めました
多くの人が憧れる「趣味を仕事に」を実現されていたんですね。転職活動の中で、ウェルスオンはすぐ見つけたんですか?
いえ、転職活動を初めてすぐ見つけたわけではありませんでした。元々別の企業に応募していて、内定をもらったタイミングでウェルスオンを見つけてしまって(笑)正直、すでに決まっているところよりも条件が良かったのと、金融業者の社内クリエイターというのは他で見たことがない仕事内容だったので、面白そうだなと思って受けてみることにしました。
そうだったんですね。やっぱり前職の経験もあって金融業界に惹かれたんでしょうか?
どうなんでしょう(笑)前職の経験…というよりは個人的に投資に興味があったのかもしれません。元々そんなにお金を使うタイプじゃないというのもあって、預金ばかりするのもつまらないので、前職の時から新NISAの積立投資と、特定口座でもETFを買ったりしていたんです。なので、投資教育の教材を販売しているというのは面白そうだなと思いました。
ただ、正直「怪しい業者じゃないよな…?大丈夫かな…?」という不安はありました(笑)やっぱり、投資の情報商材を販売している会社ってそう多くないですし、世間では詐欺も多いことは否めないので。あと、当時の募集要項には動画編集者の求人ということもあってか、ビジネスモデルなんかをあまり詳しく書いていなかったんですよね。「投資情報商材・プロモーション系全般の動画制作」みたいな。それもあって、入る前にしっかり聞いてみないとどんな会社なのかわからないな、とは感じていました。
怪しい業者…(笑)正直に言ってくださってありがとうございます。確かに投資詐欺は今も多く存在しますし、商品内容を知らないうちは不安ですよね。ただ、すでに別の企業の内定が決まっていたのに、そちらを辞退してまでウェルスオンに舵を切った理由は何だったんでしょうか?
単純に、当時の面接官の方がめちゃくちゃ良かったんですよね。人柄がすごく良くて。金融業者ということもあって、お堅い、厳しそうな方が面接官をされるのかなと緊張しながらZoomに入ったら… そこにはすごく物腰の柔らかい、爽やかなお兄さんがいて(笑)僕の話をいいねいいね!と聞いてくれたり、「今は立ち上げ時期だし、藤川くんみたいにやる気のある子、大歓迎だよ!」と、実務未経験で少し不安がっていた僕を肯定する言葉をたくさんくださったんです。すごく明るくエネルギーのある感じで、いい意味でラフで。すごく印象的でした。特に僕の前職が大手金融だったということもあって、ギャップが大きかったです。前職では、強い年功序列の文化のもとで、みんな何をするにも縛られていたので。ここはきっとそうじゃないんだろうな、という空気感をすぐに感じました。
そこで、その方に会社のビジネスモデルや働く人たちのことを詳しく教えていただいて、怪しいなんて疑惑もなくなりましたし、絶対ここで働きたい!という希望・安心感に変わりました。
僕は転職活動のなかで、「とりあえず悩んだら絶対応募する」ということを大事にしていたのですが、ウェルスオンを受けて改めて、やっぱりちゃんと自分の目で見て、直接話を聞いてみないと分からないものだなと強く感じました。
それで入社を決めたんですね。では、実際に入社されてから、現在はどんなお仕事をしているのでしょうか?
僕はクリエイティブチームというチームに所属しているのですが、そのチームの仕事は大きく分けて2つあります。一つが動画の編集と撮影。もう一つはグラフィック・エディトリアルデザインですね。広告の画像や電子書籍・PDFレポートなど出版物のデザインです。僕自身は、現在動画の方をメインでやっていますが、両方を担当することもできます。その選択は、基本的に個人の意思を尊重してくれるので、自分のキャリアビジョンや目標に合わせて「両方挑戦してみたい」「片方の勉強を極めてもっとプロフェッショナルになりたい」と希望することも可能です。
実際にいろんなパターンのメンバーがいますもんね。藤川さんは動画の撮影・編集メインでされているということですが、もう少し具体的なお仕事内容を教えていただけますか?
はい。動画編集に関しては主にAdobeのプレミアプロを使って行います。いわゆるYouTuberやTVで流れているような、被写体のいる動画編集もありますし、イラストやイメージビデオを繋げて制作する場合もあります。動画の用途としては、YouTubeやリールに出す広告、自社商品のプロモーション映像、商品内のコンテンツ(セミナー講座など)がありますね。
撮影は、基本的には被写体を使っての撮影になります。種類的にはビジネス寄りですね。「撮影」と聞いてイメージしやすいロケ回りだったり、ちょっとお洒落なVlog系やフィルム系の撮影だったりとかとは少し違うかなと。
投資アナリスト同士の対談や、スライドを使った講義の撮影、自社の商品を購入してくださった方のインタビューといったものがメインになってきます。なので、基本的には室内の固定カメラでの撮影が9割以上です。規模が大きくなると、東京品川に撮影スタジオがあるので、そちらに行って撮影をしたりもします。
あとは、うちの投資アナリストにはアメリカの方がいるので、その方と日本のアナリストとの対談なんかを撮る時にはZoomを繋いで、Zoomの画面録画と外から撮る素材を駆使して動画を作成します。そういうのもなかなか特殊な撮影・編集だと思います。
なるほど。では実際に、そうした撮影や編集をされている中で、藤川さんがやりがいを感じるのはどん
な時ですか?
そうですね。これは会社全体として大切にしている文化だと思うんですけども、「どんな仕事も個人の裁量に任せてくれる」というのは、すごくやりがいやモチベーションに繋がっていると感じます。その分責任を伴いますし、怖い気持ちもあります。でも、普通ではあり得ないスピードで成長できたり、自分の本来の力では達成できないだろうと思っていたような成功体験ができたりっていうのが大きなやりがいですね。
もちろん何かあったら先輩方が全力でフォローしてくれますし、まだわからないうちはしっかり教えてくれます。ただ、ある程度できるようになったら、自分の思う120%ぐらいの裁量が与えられるので、それをクリアする為に自ずとインプットと仕事量が増えていくという感じです。本当に、任せ過ぎじゃない?ってくらい任せてもらえます。僕が失敗したらどうなるんだよ!ってこっちが不安になるくらい(笑)
でもそのおかげで、自分が思う以上のスピードでどんどん成長できますし、やった分だけ認めてもらえて、次々仕事も増えていったりレベルアップしていきますし。やるかやらないかも自分次第。周りのメンバーも同じだけ責任感を持って仕事をしているので、お互いへのリスペクトも大きくなりますね。そういった気持ちのいい環境が大好きです。
それはすごく共感できます。信頼してもらえる、その分頑張る、その分認めてもらえる、というのはすごく健全で働いていてすごくやりがいがありますよね。では次に、具体的にどんなスケジュールで1日動いているのか、教えてください。
はい。では今回は、週に一回のミーティングがある日のスケジュールにします。朝は大体7時台に起床して、会社の近くのジムに行きます。1時間弱トレーニングをしてから、9時半ぐらいにオフィスに着きます。そのあと11時からチーム全体のミーティングがあるので、それまでにその日のスケジュールや今担当している案件、抱えている課題なんかを確認します。ミーティングでは、先週の振り返りと、今週やること、それから、全体に周知すべき課題や問題なんかも共有します。
基本的に週に一回のこのミーティングの時は、全員オフラインでオフィスに集合して話します。やっぱりオフラインで会って話す時間は大切だと僕は思いますね。ちょっとした雑談や軽い相談もここで話して、わいわい盛り上がったりして。こういう時間があることで、遠隔の時でもコミュニケーションが取りやすくなると思います。大体1時間くらい、みんなで話します。
で、その後お昼ご飯を食べて、午後からは自分の担当する案件に各自取り掛かっていく感じです。案件を持っている時期が大半ですが、落ち着いている時は、編集に関することや自社商品の理解を深めるための勉強をしたり、あるいは撮影機材のメンテナンスや整理整頓をしたりします。
18~19時ぐらいには帰宅して、夕食を食べて、ちょっとゆっくりして。その後は、仕事が詰まっていたら仕事の続きをしたり、インプットのために映像系のYouTubeや映画のトレーラーを見たりして、自分の中の引き出しを増やすような時間にしていますね。
朝から晩まで充実していますね。では、そんなスケジュールで日々過ごされているということですが、
そんな中で特に身についたなと感じるスキルはどんなものがありますか?
大きく分けて2つ、編集技術と対人スキルですね。
編集技術というのは、いわゆる編集自体ができるようになったとか、作業スピードが速くなったとか、そういうのはもちろんなんですけど。それ以上に、「良い動画のセオリー」を学ぶことと、繰り返し「実験する力」が身についたと思います。
僕たちは、ただ自分の好みの映像、綺麗な映像にすればOKというわけではなくて、自社の商品をいいなと感じてもらえたり、いわゆる「クリックしたくなる、買いたくなる」そんな、人の感情を動かす動画を作らなければいけません。そうした意味で“良い”動画がどんなものなのかが日々分かっていくという感じです。
例えば、動画広告って最初の2秒でインパクトを与えられないとスキップされてしまうというのがあるんです。逆にその2秒で印象付けることができれば、視聴者が手を止めてもう少し見てくれる。じゃあそのはじめの2秒に何を詰め込むのか。1秒はどう使うか、とか。そうした細かいノウハウが、日々自分の中にストックされていっている感覚です。
そして作った動画はすぐに外に流れていくので、それが良かったのか悪かったのかがすぐ分かるんです。何人に何秒試聴されたのか、何回クリックされたのか、いくら売れたのか。全部数字で出るんです。なので、かなりスピーディにPDCAを回せるので、「次はこうしよう」と繰り返し試す実験力というか、耐久力というか…(笑)が、かなり身についたと感じますね。
そして、もう一つが対人スキル。中でも「相手の意図を汲み取る力」と「提案力」が身につくと感じます。撮影や編集は、社内のセールスメンバーから依頼を受けて行っていきます。なので、皆さんの頭の中にある「こんな感じの動画にしたい」を汲み取って、具体的に形にしなければいけません。
僕たちも編集するだけじゃなくて、「どういう意図でこの文章を作ったのか」というのをある程度予測できるように、セールスライターの人たちの思考っていうのも学んでいく必要がありますね。意図をできる限り理解して、それに対して「こういうことですよね」と言語化して同じイメージを作っていく。これは、少しずつできるようになってきたかなと思います。
これらは、外注される制作会社ではなく、社内のクリエイターだからこそ、近距離で一緒に作っていけるからこそ、身に付くスキルなのかなとも思います。どこにいってもやっていけるようなスキルになるんじゃないかなと思っていますね。
なるほど。いつも、藤川さんやクリエイティブチームの皆さんが私たちライターの意図を汲んで「こういう背景・画角はどうですか?こんなテロップやグラフを出すのはどうですか?」とたくさん提案してくださるので、本当に助けてもらってるなと感じています。では、チラッと社風のお話も出してくれていましたが、ウェルスオンの好きなところをあげるなら、どんなところでしょうか?
そうですね。「何事にもチャレンジできる」というのは一つ大きいポイントですね。
僕も実はこれからちょっと違うことにチャレンジしようと思っています。動画編集は続けながら、マーケティング領域にも少し踏み込みたいなと。今事業部でYouTubeを伸ばしていこうというプロジェクトがあるんですが、そのチームに積極的に参加して、数字の管理や内容の企画にもチャレンジしてみようと思っています。
ちょっと話は脱線するんですけど、僕が動画の勉強のためによく見ているクリエイターがいて、その人が自分自身でマーケティングもやっていて。その人がいつもたくさんの勉強本をオススメしてくれるんですけど、それがほとんどダイレクト出版の本なんですよ。うちの会社にはこんな宝が溢れていたのかって改めて気付いて。せっかくここに所属しているんだから学ばない手はないなと思って、マーケティングに関しても少しずつ勉強しながら、実務にも貢献できたらと思っています。
確かにこれだけの教材を見放題というのは、うちの特権ですよね。あと、何事にもチャレンジできる…すごく共感です。そして藤川さん自身の知的好奇心というか、向上心が止まらないのが素晴らしいなと思います。
ありがとうございます(笑)でも、僕これめちゃくちゃ思ってるんですけど、事業部のメンバー全員そうですよね。みんなが自発的に動いてるところも僕はすごく好きで、すごくいい影響、刺激を受けています。基本的にやらされてる仕事がないですし、各々自分の目標に向かって仕事に取り組んでいるのを、ここにいるだけで肌で感じることができるので。そこは本当にいい刺激になるなと思います。
そうですね。先輩が率先してそう動いてくれているから、そういう環境が出来上がっていますよね。
本当にそうですね。リーダーたちが一番動いてますからね。なんなら社長が誰よりのプレイヤーという(笑)それを見ていると、自分たちもしっかり自発的に動かないといけないなという気持ちになります。それが厳しいとか苦しいのではなく、とてもいい意味で。仕事の中で「何でこんなことしてるんやろう、何の時間やろう」と感じることがほぼなくて、やって良かったなと思うことばかりです。基本的にメンバー全員、自身の目標に向かって同じだけの熱量で働いているので、温度差を感じることも少ないかなと思いますね。
あとは、オフィスがフリーアドレスなので、どこでも座れるじゃないですか。それによってカジュアルに色んな人と話す機会ができるので、変な派閥とか、誰かと喋りにくいとか、ずっとあのチームで固まっている…とか、そういったことがないので居心地もいいですね。普通に隣に社長が座ってますし(笑)ちょっとしたことを誰にでも相談しやすい環境だと思います。
かといって、パーソナルな時間が欲しい時はカフェに行くこともできますし、集中したい時や体調・家庭の事情なんかがあれば働く場所も問わないので。そういった働き方の自由があるっていうのもいいところですね。
かといって、パーソナルな時間が欲しい時はカフェに行くこともできますし、集中したい時や体調・家庭の事情なんかがあれば働く場所も問わないので。そういった働き方の自由があるっていうのもいいところですね。
ここまで見てくださりありがとうございます。
先ほども述べましたが、ウェルスオンでは編集から撮影、デザインまでクリエイティブな領域は幅広く行うことができます。たとえ未経験でも熱意を持って高いモチベーションで取り組める方はいつでもウェルカムです!そんな方はどんどん成長していけますし、こちらも全力でお応えします。
また、チームとしてもまだまだ成長途中なので一緒にチームビルディングしていきたい方もOKです!