INTERVIEW
ではさっそく、入社した経緯について教えてください。
はい。大学生の頃からビジネス書を読むのがすごく好きで、ダイレクト出版のことはよく知っていましたし、書籍もたくさん購入して読んでいました。ダイレクト出版の本を読んで色々学んでいく中で、広告マーケティング系のことを仕事にしたいなと思うようになって。それで、大学を卒業する時に一度ダイレクト出版の採用を受けてみたんです。でも実はその時は落ちてしまって。それでもやっぱり広告マーケティングの仕事をやりたいなという思いが強かったので、広告代理店に就職して、3年ぐらい広告運用の実務経験を積みました。
ただその間も、広告マーケティングに関する最新情報とか、テクニックを勉強する時には変わらずダイレクト出版の本を読んでいたんですよね。やっぱりダイレクト出版の扱うコンテンツはすごいな、という思いがずっとありました。
そしてその勉強を通して、次はこんな取り組みをしてみたい、こんなテストをしてみたい、こうやったらもっといい成果が出るはずなのに…そんなアイデアがいっぱい出てくるようになったんですが、前の職場はクライアントワークだったので、思うようにトライ出来なかったんですよね。クライアントさんの意向的に難しかったり、もどかしい制限もいっぱいあって。広告代理店でのクライアントワークというのが僕にとってはすごく窮屈でした。日に日に「やっぱりダイレクト出版に行ったらもっと自由にやらせてもらえるんだろうな」という思いが強くなっていきました。
そこでもう一度採用を受けてみたところ、今度はOKしていただけて。それで、配属の時に投資部門としてインベストメントカレッジ(現ウェルスオン)というところがあるのを知って、配属させてもらったというような経緯です。
2度目の応募で入社されたんですね!では、そういった経緯で入社されて、現在は4年目ということですが、どんなお仕事をされているのか教えてください。
はい。今は全ブランドにおける新規顧客の開拓を担当するPPC広告運用チームのリーダーをしています。広告運用やリーダー業務を色々とやりながら、プラスアルファでメルマガ顧客への投資出版物や投資助言サービスの販売も行ってます。
広告チームには入社後すぐ入られたんですか?
そうですね。元々広告代理店にいて広告運用関係のノウハウもあったということで、すぐに広告運用の方を任せてもらった感じですね。
それは、「広告運用をやりたい」と希望してチーム配属が決まったのでしょうか?
もちろん希望で決まるパターンもあるとは思うんですが、僕の場合は「なんでもやります!」というスタンスだったので(笑)当時のリーダーに決めていただいた感じです。おそらく、その時の広告運用担当が在宅の方2人しかいなくて、オフィスで他の仕事をするメンバーとうまく連携するという役割を担うポジションが足りてなかったんだと思うんですけどね。
そうだったんですね。では現在、広告運用と出版物の販売というお仕事をされているとのことですが、それぞれやりがいを感じるのはどんな時ですか?
そうですね。PPC広告に関しては、やったことに対するレスポンスがすごく速い、結果がわかりやすいところが良いなと思いますね。
広告を作って出稿したら、数分後には審査を通って、すぐ世に放たれて、数時間後には運用管理画面にその成果が反映されているという。レスポンスがすごく速いので、自分が考えてアクションしたことが良かったのか悪かったのか、次にどんなことができるのか、それらが毎回すぐにはっきり分かるというのはモチベーションややりがいに繋がりやすいなと思います。
あとは、頻繁に作れるわけではないんですけど、たまに“大ヒット広告”みたいなやつを作れるとすごくやりがいを感じますし、とにかく嬉しいですね。僕が書いた、たった1個の広告で、ブランド全体の雰囲気がガラッと変わって全体の数字がどんどん好転していく…そんな体験をするともう辞められないというか(笑)気持ちいいなと思いますね。
それから、商品の販売の方で一番やりがいを感じるのは、やっぱりお客さんの声を聞いた時じゃないかなと思いますね。最近はお客さんと直接会ってインタビューをしたり、Zoomを繋いでセミナーをしたり、商品に関するヒアリングをする機会も増やしていて。その中で、「商品を活用してしっかり成果が出ていますよ」という声が、最近はよく聞こえてくるようになってきたなっていうのがあって、それはやはりすごく嬉しいですね。
やっぱりお客さんから直接いただくお声は嬉しいですよね。では次に、そういったお仕事内容を実際にどんなスケジュールでこなされているのか、安居さんの1日を教えていただけますか?
はい。うちの会社では割と、午後から出社したり、在宅やカフェで集中タイムを設けている人も多かったりするんですけど、僕は日々の勤務場所・時間はあんまりいじらないようにしています。10時ぐらいにオフィスに来て19時ぐらいまでは仕事をして、帰宅して。できる限り、家とかではあまり仕事をしないように心がけています。
というのも、広告というのは24時間365日動き続けているものなので、自分である程度制限したり、歯止めを掛けないと、夜中だろうが旅行先であろうが仕事してしまうんですよね。それはやっぱり精神衛生上も良くないし、そんなに細々いじっても数字が良くなるわけでもないし。その辺はちょっと割り切って、できるだけオフィスに来たらしっかり集中して仕事をする、家では極力やらない、というような状態を作っています。
なるほど。その10時~19時ぐらいのオフィスでの時間は、どんなスケジュールでお仕事されているんでしょうか?
午前中は広告運用に充てることが多いですね。媒体ごとの数字やブランド全体の数字まで、色んな数字を見て分析したり、その分析を踏まえてこれからどう運用していくべきかを判断したりします。
午後は13時から広告運用チームのミーティングをしています。そこで、午前中に考えた分析や方向性のシェアをしたり、次はこういう取り組みをしてみようといったアイデアをみんなで出しあったり、課題を話し合ったりしています。この午後イチのミーティングぐらいまでは、だいたいPPC広告運用に関する仕事をメインでやってますね。
そのミーティングが終わってからは、午前中に見つけた課題を解決するために手を動かしたり、自分が担当している販売プロモーションの企画書や、スクリプト・テキストレターのライティングをしたり…というようなスケジュールが多いかなと思いますね。
あと大体、お昼ご飯を食べながら他の部門のコンテンツを見ています。基本的に社員であれば他の部門のコンテンツが全て見られるので、元々ダイレクト出版の書籍を自腹で購入していた僕としては最高の福利厚生です(笑)趣味として見て面白いものもいっぱいありますし、政治経済系のジャンルの情報を見たりすれば、なかなか普段マスメディアのニュースを見るだけでは捉えきれない部分が正しく理解できたり、金融・投資の方に生かせるようなアイデアが出てきたりとかっていうのも結構あるので。結果自分の仕事のためにという意味でも、他部門の面白いコンテンツをいっぱい見ています。
確かに、お昼ご飯を食べながら他部門の先生の動画を見ている安居さん、よく見かけます(笑)では、そんなスケジュールで日々過ごされているということですが、業務を通して特にどんなスキルが身についたなと感じますか?
僕は入社してから本当に一貫してずっとPPC広告運用に関わってきたので、「数値の変化に気付く力」っていうのはすごく身についたなと思いますね。
例えば最近も、一番大きく数字が悪化している運用媒体があって、「そこを改善した方がいいんじゃないか」っていう提案が他のメンバーからあったんですけど。でも、よくよく見ていくと、実はそこよりも見かけ上の数値は悪くないように見えるんだけど、全体に占めるボリュームが大きくて影響力の大きいところを改善した方が、全体が良くなるというような状態だったんですね。逆に、メンバーに提案された、見かけ上の数字が分かりやすく悪くなっている媒体っていうのは、実は改善したところでそんなに全体をアップデートするほどのパワーがなかったりして。
という感じで、数字がただ良い悪いではなくて、なぜ良いのか悪いのか。それは本当に良いのか悪いのか。それは全体にどんな影響を与えているのか。断片的に見るだけでは絶対に気付けないようなところに、すぐに気付けるようになりました。見方が分かって視野が広がっただけじゃなくて、毎日毎日数字を見ているからこそわかる、何か直感的なものというか…職人技的な分析・判断力が身に付いてきているような感覚もありますね。
なるほど。ではここからは、社風や文化といったところについてお伺いします。安居さんがリーダーを
務められている広告チームの雰囲気を教えて欲しいです。
そうですね。僕たちの広告運用チームは、ウェルスオンの中で一番色んな人がいるチームだと思います。バックエンド商品のセールスチームとかだと、みんな正社員でほとんどが20代で基本みんなオフィスにいて…大体固まっていると思うんですけど、広告チームは年齢層ももう少し幅広かったり、遠方で在宅の方がいたり、子育てママさんがいたり、アルバイトの方がいたり。結構色んな方がいるので、それによってすごく良い環境になっているなと思います。
そういう、環境や立場の異なる人がいるからこそ出てくるアイデアっていうのもありますし、いいバランスで働きやすいチームになれてるなっていう感じはありますね。
具体的なエピソードとかってあったりしますか?
「無茶しない」という選択をうまく出来ているなと思う時はよくありますね。広告って、調子の良い媒体やうまくいっているところに急激に予算を寄せたり、強くエンジンをかけたりと、無茶することもできるんですけど。でも無茶してミスってしまうと会社への直接的な損害になるので、慎重な判断が求められるんです。
「無茶しない」という選択をうまく出来ているなと思う時はよくありますね。広告って、調子の良い媒体やうまくいっているところに急激に予算を寄せたり、強くエンジンをかけたりと、無茶することもできるんですけど。でも無茶してミスってしまうと会社への直接的な損害になるので、慎重な判断が求められるんです。
色んな視点の人がいるからこそ、安全を保っているんですね。また外から見ていると、そういう冷静な運用判断を求められながら、面白い広告を生み出すためのアイデア力や、ライティングまでしていて…仕事の幅がすごく広いなと思うんですけど、その辺りはどうですか?
確かに、広告チームにいると、各メンバーのスキルの幅はどんどん広がっていきますね。セールスチームが実施する大型キャンペーンとかだと、プロの動画クリエイターに依頼することが多いんですが、小規模な広告だと自分たちで作ることがほとんどです。広告はとにかく数を打って、ひたすらテストを回し続けることが大切なので、画像も動画も一旦ささっと自分で作って、うまくいったものに関してはもっと伸ばしていくためにプロに依頼するという感じにしています。
なので、管理画面を見て、数字を見て、分析して判断して…という広告運用そのもののスキルもそうですし、広告文をライティングする力、動画やバナーのクリエイティブ制作、ランディングページのデザイン…色んなことを自分たちで考えて作っていくので、スキルの幅はどんどん広がっていきやすい仕事なのかなとは思います。
また、これはある種のリスク管理でもあって。広告というのは24時間365日動きっぱなしなので、あまりにも専門分野・分業制を作っちゃうと、誰かが休んだり、他のことをしないといけない、となったときに困るんですよね。その日も広告が動いちゃうわけなので、一瞬でもチームの動きを止めるということが出来ない。そういう意味では、みんなマルチプレイヤーというか…そんなかっこいい言葉を使うような、バチバチした雰囲気っていうわけでもないんですけど(笑)でも、全員がある程度全部できる、という状態を作るようにはしています。
みんなが何でも出来ることでリスク対策にもなるんですね。そんな、広告チームの強みや雰囲気を教えていただきましたが、次に、このウェルスオンの会社全体の雰囲気や文化で、安居さんが一番好きだなと思うのはどんなところですか。
僕が良いなと思うのは、圧倒的に“裁量権が大きいところ”ですね。もちろん、ちゃんと成果を出してるからだというのが大前提だとは思うんですけど、ちゃんと成果さえ出していけば、色んな仕事を任せてもらえます。
例えば僕だと、広告費の管理をほぼ任せてもらっています。予算の上限から、何にいくら使って、どのような広告を出してっていう判断の裁量権が完全にあって、全然細かく言われない。もしこれが、判断一つ一つに上への確認や承認が必要だとなったら、もうやりにくさとか手間が2倍、3倍どころじゃすまないくらい、一気に増えちゃうと思うんですけど。その裁量権を渡してくれるので、本当にスピーディにやりたいことを実行できます。
ただもちろん、その分緊張感や責任感は持たないといけないですし、広告媒体全ての数字管理や、バックエンドの売上、会社の利益がどうかっていうところまで常にチェックしていかないといけない。そういった大変さはあります。でも、運用スキルというところに関しては、他の代理店で10や20の媒体の運用をしているよりも、ずっと身につくんじゃないですかね。
実際、前職の広告代理店で運用していた時は、二次請け、三次請けで、クライアントに直接話を通せることはほぼなかったので、ちょっとした予算変更なんかでも早くて2、3ヶ月かかりましたよ。そうした環境と比べると、同じ時間で出来ることの量が圧倒的に違いますし、しかもその判断をほとんど任せてもらえるので、やりがいやモチベーションも桁違いに大きくなります。
あとは、しっかり広告に投資する文化がある会社だというのも、ありがたいですね。数字が悪いからすぐ止めろ!みたいなこともないじゃないですか。色々とテストして少しずつ良くしていけばいい、という長期目線の考え方が浸透しているので、すごくやりやすいですね。
では、最後に。安居さんのインタビューを見て、ウェルスオンや広告チームに興味を持ってくださって
いる方へ、何か一言いただけますか。
広告、マーケティングをやるなら、他のどこよりも裁量権を持って、大きなチャレンジができることは間違いありません。その分、大きな責任が伴いますし、求められるスキルも高くなりますが、広告チームにはいろんな経歴を持った人がいるので、みんなでサポートし合い、成長し合える環境があると思います。