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「これできる?」を
カタチにできたときの
達成感と満足感が
大好きです。
アシスタントリーダー
服部 佑希乃
Hattori Yukino

INTERVIEW

入社した経緯を教えてください。

新卒から5年勤めた会社を退職したのがちょうどコロナが騒がれ始めた頃で、コロナの影響を受けにくいリモートの仕事を探していたときに登録していた転職サイトで見つけたのがきっかけです。
当時は住んでいた京都とオフィスのある大阪を毎日往復する時間ももったいないと思っていたので、PC1台で仕事ができたらいいなと思って。
結果としてリモートではなく、ほぼ毎日出社もしていますし、出張にもたくさん行かせてもらっていますが(笑)

リモートをやめて、出社に切り替えたきっかけはあるんですか?

入社した2020年はまだ会社の採用が活発じゃなかったこともあって、バックオフィスを担う人材がとても少なかったんですよね。
私自身入社したものの同じ業務を担当している人がいなくて、誰に聞いていいかも分からないし、当時のインベストメントカレッジ(現ウェルスオン)の同僚からの研修や引き継ぎだけでは理解できないことも多くて、親会社のダイレクト出版で似たような仕事をしている人やシステム開発部門の人たちに直接ツールの使い方や疑問の解消をしていかないと仕事にならなかったんです。
遠隔だと質問する相手を探すのにも苦労するけど、オフィスに行けば特定のエリアに行けば誰かひとりくらい分かる人がいるだろうと考えて通うようになりました。

壁にぶつかったときも、教えてくれたり、一緒に考えてくれる人の隣に聞きに行けるっていうのはやっぱり安心しますよね。気づいたら毎日通っていて、片道2時間の通勤時間がどうしてもつらくなってしまって大阪に引っ越してはじめての一人暮らしに挑戦することを決めました。

前職はどういったお仕事をされていたんですか?

新卒で入社した前職はカタログ総合通販の会社で新規顧客獲得を目的とした広告出稿が主なお仕事でした。最初に配属されたのはカタログ紙面の制作・校正をメインに取り組む制作部署だったんですが、2年ほど務めた頃に部署異動で突然マーケターになってしまったので戸惑いながらではありましたが、分からないなりにコピーライティングやデザインをしていました。

転職を考えられた経緯も教えてもらえますか

入社した時点で5年間は勤め続けようと決めていたので、4年目の終わりには違う職場も見てみたい!と思うようになっていました。
前職は同期もみんな辞めてしまって、後輩もいなかったのでずっと末っ子・新卒として甘やかされていたので、なかなか裁量がなくてもどかしかったんですよね。
もちろん、そのおかげでかわいがってもらいましたし、期待もしてもらっていたので、職場は大好きでしたが、私も誰かの先輩になりたかったんです

マーケターの経験があったのに、マーケティングの会社でマーケティング職に就かなかったのはなにか理由があるんですか?

マーケターをしていたからこそ、アイディアを出すより、出てきたアイディアをカタチにする補助の方が得意だという自分の特性をよく理解していたのは大きかったです。
産みの苦しみが、私には苦しすぎたというか。
0→1で商品をつくったり、文字を書いたりするよりも、決まったあとの動きが好きだったんですよね。
新商品の準備をするより、商品を販売したあとの分析の方が好きでそれを楽しみに商品を買い付けたりしていました。
前でぐいぐい引っ張るより、ひとりで黙々と作業するのが好きなんです。

そんな性格なのでマーケティングにおいても支える側に徹する仕事は自分にとってとても魅力的でした。

なるほど、社内でも少数派ではありますが、アシスタントは支えることに徹しているお仕事ですよね。具体的にアシスタントというお仕事はどんなことをされているんですか?

主にはマーケターでありセールスライターであるメンバーが企画した販促企画を実際にお客様に届けるためのインフラ整備を担当しています。
お客様にはメールで情報を届けるのでそのためのメールアドレスのリスト抽出をしたり、企画内容に合わせて購入画面を作成したり、全て整ったら自分もひとりのお客様になったつもりでページのメッセージを読んだり、購入画面で購入してみたり。

新しい企画のためにシステムやツールが足りなかったら、それを実現するために開発の手配をしたり、今あるツールでなんとか実現できないか検証したりもします。

他にも会社で日々見つかる課題や他チームから寄せられる要望を実現するために思考を凝らすのが私の仕事ですね。

なるほど一言でまとめるには難しいくらい業務が多岐に渡りそうですね。そんなアシスタントとしての仕事のやりがいを教えてもらえますか?

そうですね。結構なんでも屋さんですね(笑)
だから退屈しないというのは、仕事の楽しさにつながっているかもしれないです。
飽き性なので毎日違うことができるのが日々の刺激にもなるし、やりがいにもつながっています。

アイディアマンだらけの会社なので毎日いろんな「あれやりたい!」「これできる?」が出てくるんですが、それをカタチにできたときの達成感と満足感が大好きです。

アシスタントがまだまだ少ないこともあって、外で撮影や企画があれば帯同してサポートするのも結構好きです。
事務職だから~と内勤で受け身になるなんてもったいないと思っているので、外に出られるなら積極的にチャンスを掴みにいきます。

確かに新しい販促のためにシステムでできないことも実装を要望されますよね。逆に大変なことってありますか?

最後の砦になれるように、冷静さを欠かさないことが意外と難しいです。

マーケターが一生懸命書き上げた文章って、本人は全力で書いているので微細なズレに気付けなかったり、思い込みから間違った書き方になってしまったりすることがあるので、アシスタントは一呼吸置いて、できるだけお客様の気持ちになって違和感に気づけるように心がけています。
とはいえ、私はもともとマーケターなのでみんなの気持ちが分かりすぎて、たまに一緒に熱くなってしまうのが課題です。

確かに、情熱と冷静のバランスって難しいですよね。集中力も要りそうです・・
そんないろいろな仕事をするアシスタントとして、1日の過ごし方も教えてもらえますか?

そうですね。本当に毎日バラバラなんですが、朝はひとりの時間をとるように意識しています。
前日にやり残した作業や夜のうちに届いた連絡などのタスクをこなすために2時間くらい家やオフィス近くのカフェで集中タイムをとっています。

とはいえ、11時くらいから徐々にミーティングの予定が入るのでオフィスに向かいます。
所属チームのミーティングに参加したり、午後の予定に向けた準備をしたり。

午後からは打ち合わせや面接に出席することが多いです。
アシスタントでありリーダーという立場上、打ち合わせに呼ばれる頻度が多いので、できるだけ頭を空にします。
頭をぱんぱんにしすぎるとさっき話したような情熱と冷静のバランスがぐちゃぐちゃになってミーティングの内容が入ってこないんですよね。

採用面接も週に数件担当していますが、いろんな人と話せて気づきが多いです。
なるほど、そういう考え方・表現の仕方があったのか!とハッとさせられます。
私が思いつかないような経験を積まれている方も多くて「それいいな」とか「それは私も気をつけよう」って気づけるんですよね。

アシスタントとして誰かと二人三脚を組むことも多いですし、相談にのることも多いので基本的によく喋っています。
喋りすぎて喉を痛めないように水分必須なので会社のウォーターサーバーがありがたいです。

夜は自分の時間を絶対確保したいので、あまり粘りすぎずにササッと帰ります。
入社当初は予定していたよりもタスクが増えてしまって当日中に収まらなくて残業で誤魔化していたこともありましたが、それが日常だと受け入れてからは事前に立てる予定は1日の6割くらいに留めるようになって、上手に時間を使えるようになりました。

スケジュール管理は社内でも課題にしている人も多いですよね。服部さんはウェルスオンの中でも特に業務領域が広いと思いますが、日々の業務を通じてどんなスキルが身についたと思いますか?

もともと得意だったとはいえ、しっかりスキルになったと実感したところでいうと「仕組みを作る」「仕組みを整え直す」みたいな業務フローの改善力ですかね。
会社が変わるスピードも早いので、改善にはとても前向きな会社です。
ミスが許されない仕事でもあるので日々同僚の意見を取り入れながら、なんとかシンプルにできないか、自動化できないかを模索して、みんなに試してもらっています。
みんなが受け入れてくれるからこそ、自分の提案力も上がって、この能力はかなり鍛えられましたね。

いろいろな人と仕事をされていると思いますが、現在所属しているチームの雰囲気も聞かせてもらえますか?

そうですね、まずアシスタントに関しては集中力が強いメンバーが多いです。
ミスを起こさないぞ!っていう覚悟をもってみんな業務に取り組んでいるのでかなり集中力が求められる中で、日々丁寧、且つ、期日内に確実にタスクを進めてくれる仕事人が揃っています。
毎日一緒にいるというよりは、それぞれ他チームに分かれて業務を担当しているので、付かず離れずの距離感でも安心できるメンバーです。

アシスタントはリモートのメンバーも多いので会えることは少ないですが、いつもお願いした業務を確実に進めていただけてありがたいですよね!他チームとの関わりも深い中で、会社としてのウェルスオンのどんなところが好きですか?

変な言い方かも知れないですが、会社や仕事を嫌いな人がいないところが好きです。
仕事が嫌だ・仕事がしたくないとかじゃなくて、素直にマーケティングって楽しいな、もっとできるようになりたいな、会社をもっと良くしていきたいなっていう気持ちが強いメンバーが多いところっていうのは、一緒に働いてて楽しいなって思います。

確かにそうかもしれないです。そんなウェルスオンに新しい人を迎え入れるとしたら、どんな人が向いていると思いますか?

失敗を恐れずに何かチャレンジできる人ですかね。
もちろん失敗しない方が良いんだけれども、その失敗を恐れすぎて一歩が踏み出せないとか、失敗してしまったから次へ動くことを怖がってしまう、ってよりはこれも経験だ!って思って、次に進める人とやっぱり仕事をする方が会社としてもっと成長していくと思いますし、一緒に働いてて何かポジティブな人とやっぱり関わると自分もポジティブに寄っていくと思うので、そういう人と一緒に働きたいなって思いますね。